首都圏外郭放水路見学&粕壁宿散策

 

 令和4年度郊外研修は D班が計画した埼玉県東部の春日部市を訪れて、地底50mを貫く世界最大級の「首都圏外郭放水路(地下神殿)」の見学および日光街道「粕壁宿」散策でした。

 この日、18名の11期校友会員と2名のゲスト参加者の20名(約1名未到着)が集合場所の東武野田線・藤の牛島駅に集合しました。ただこの日、JR線が人身事故?で乱れて、それぞれ苦労して集合場所に辿り着いたようです。そこから待機していた「海鮮割烹『魚元』」の送迎バスで目的の地下神殿へ向かいました。

 まずは管理事務所資料館(龍Q館)で簡単な説明を聞いて、みなさん慣れないヘルメットを付けて、いざ地下神殿(調圧水槽)に出発。地下神殿の地上部分は多目的広場(サッカー場)になっていて、その脇を通って神殿入口に向かいました。

  いよいよ116段の階段を下りて、巨大水槽底部に向かう。水槽には2✕7mの太い柱が林立して天井を支え、また地下水の浮力から水槽が浮き上がらないように押さえているそうだ。その様子がパルテノン神殿のように見えるところから「地下神殿」と呼ばれているそうな。奥の方に排水ポンプやガスタービンがあるそうだがそこには見せてくれなかった。(国交省もケチな役所だ)

 簡単な説明の後、しばらく見学してまた116段の階段を上って地上へ戻りました。皆さん元気で動けなくなったり、倒れた人はいませんでした。

 

 地下神殿で記念撮影

 

 地下神殿上がったり、下がったりしてお腹も空いたところで、龍Q館から再び送迎バスで揺られて、食事処「魚元」へ。

 ここで出てきた昼食が「大名御前」、その名のとおり、デカいお椀に入った料理にビックリ。皆さん大名気分で御馳走を堪能しました。

 大名御前で腹を満たした後は、バスで春日部駅に送ってもらい、ここから粕壁宿史跡巡りの散策。といっても粕壁にはめぼしい史跡はないが、腹こなしに知らない街のブラ歩きも悪くない。真言宗「最勝院」粕壁宿商家土蔵古利根公園橋など見ながら春日部の町を半周しました。

 春日部駅に戻って、軽食堂でコーヒーとケーキの自由参加の「反省会」賑やかに反省して、この日の行程を締めくくりました。

2022年12月8日 写真:三上須美子、文:竹原